「準備8割、登山2割」という言葉があります。実際に山を歩き始めてから「あれを忘れた」「これが足りない」と気づいても、どうしようもありません。
今回は私が実際にやっている、登山前夜から当日朝までのルーティンを全部公開します。
2日前:天気予報の確認と計画の調整
登山の2日前から天気予報をチェックし始めます。使うのは「tenki.jp山の天気」と「ヤマテン」の2つ。2日前の予報はまだ変わることが多いので、この段階では「雨の可能性があるか」だけ確認します。
もし雨が濃厚であれば、この時点でプランBの山を考えておきます。「晴れ→A山、雨→B山またはキャンセル」のように選択肢を持っておくのが精神的に楽です。
前日夕方:荷造りを完成させる
前日の夜に荷造りを完成させるのが鉄則です。当日の朝はバックパックを持って家を出るだけの状態にしておきます。
私のパッキング手順
- バックパックを床に開いて全部出す
- チェックリストを見ながら一点ずつ入れていく
- 重いものを背中側・上部に配置する
- レインウェアは必ず取り出しやすい場所に
- スマホの充電を100%にして、YAMAPのオフライン地図をダウンロードする
このとき行動食と水は入れません(前日に水を入れておくと重くなるし、菓子類は一番最後に入れると潰れにくいです)。
前日夜:早めに寝る
当たり前のようで、これができない人が意外と多い。登山前日は興奮してなかなか眠れないこともありますが、睡眠不足での登山は体力低下と判断力の低下を招きます。
私は22〜23時には布団に入るようにしています。スマホは枕元に置かない。「眠れなくてもいいから横になる」くらいの気持ちで早めに布団に入りましょう。
当日朝:出発2時間前に起きる
始発で行く日でも、出発の2時間前には起きます。朝ご飯を食べて、トイレを済ませて、最終天気確認をして、余裕を持って出発したい。朝ご飯は炭水化物中心がおすすめです(おにぎり・バナナ・パンなど)。
出発前の最終チェック(5分)
- スマホ充電残量:100%か
- モバイルバッテリー:入っているか
- 水:行程に合った量か
- 行動食:バックパックに入れたか
- ヘッドライト:電池は大丈夫か
- 天気:出発前の最終確認
電車・バスの中でやること
移動中はYAMAPでルートを確認して、今日歩くコースを頭に入れます。コースタイムと自分のペースを照らし合わせて、「何時に山頂に着きそうか」「下山は何時になるか」をざっくり計算します。
この「頭の中での予行演習」をしておくと、実際に歩いたとき「あ、ここが地図で見ていた分岐だ」とすんなりわかります。
面倒に見えるかもしれませんが、慣れてくると前夜の準備は30分もかかりません。準備が整っているだけで、登山当日の気分が全然違います。ぜひ自分なりのルーティンを作ってみてください。
よくある質問
Q. 登山の前日は何を食べればいい?
炭水化物を中心に、消化の良いものを選びましょう。パスタ・うどん・おにぎりなどがおすすめです。脂っこいものや食べ過ぎは胃腸に負担をかけるので避けましょう。
Q. 登山当日の朝食は食べるべきですか?
絶対に食べてください。空腹での登山はエネルギー切れ(シャリバテ)のリスクが高く、判断力も低下します。消化が良く炭水化物が多いものを、出発の1〜2時間前に食べましょう。
Q. 登山の準備で一番大切なことは何ですか?
天気予報の確認と登山届の提出です。どんなに装備が整っていても、悪天候の中に入ったり、遭難したときに誰にも伝わらない状態では意味がありません。
📝 この記事を書いた人
かずまる|登山歴10年以上。関東近郊の低山から北アルプスの縦走まで年間20〜30回のペースで山に登っています。過去の失敗と成功の両方から学んだ、本当に役立つ登山情報を発信中。モットーは「安全に、楽しく、長く登山を続ける」。


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