登山靴を2年履いてわかったこと【買う前に知っておきたかった話】

登山装備・ギア

登山靴を買うとき、私は店員さんのすすめでモンベルのツオロミーブーツを選びました。価格は18,000円ほど。「高い買い物だな」と思いながら購入して、それから2年・30回以上の山行で使い続けてきました。

今だから言える、「買う前に知っておきたかったこと」をまとめます。

最初の1ヶ月は靴擦れとの戦い

新しい登山靴は、最初の数回は必ずと言っていいほど靴擦れができます。私もかかとと小指の付け根に水ぶくれを作りました。これは登山靴が足に馴染んでいないせいで、決して靴が合っていないわけではありません。

最初の2〜3回は近場の低山や公園で「慣らし歩き」をするのが鉄則です。いきなり長距離登山に持っていくのはやめましょう。

ゴアテックスの防水性は永遠ではない

買ったばかりの頃は、水たまりに踏み入れても中が全然濡れなくて感動しました。でも1年半ほどで、長時間の雨だと少し染みてくるようになりました。

これは防水性が落ちたというより、防水スプレーのコーティングが落ちているのが原因です。定期的に防水スプレーを塗り直すことで復活します。使用後は必ず陰干しして、月に1回は防水スプレーを塗る習慣をつけましょう。

ソールのグリップは徐々に落ちる

ビブラムソールは最初、岩場でもしっかりグリップします。でも30〜50回くらい使うと、特に雨の日の岩場でやや滑りやすくなってきます。ソール交換は靴のメーカーや専門店で対応できます。費用は1万円前後が多いです。靴本体がまだ良い状態であれば、ソール交換して使い続けた方が断然お得です。

インソール交換で快適さが劇的に変わる

純正のインソールは正直、可もなく不可もないレベルです。スーパーフィートやシダスのインソールに交換すると、足のアーチをしっかりサポートしてくれて、長時間歩いても疲れにくくなります。3,000〜5,000円の投資でこれだけ快適になるなら、最初から交換しておくべきでした。

靴紐の結び方で足の疲れが変わる

これは2年使って気づいたことです。登山靴の紐を「ヒールロック」という結び方にするだけで、かかとのズレがなくなり靴擦れが激減します。YouTubeで「登山靴 ヒールロック」と検索すれば動画で確認できます。ぜひ試してみてください。

結局、ツオロミーブーツは良かったのか

良かったです。2年使っても本体はまだしっかりしているし、18,000円でこの品質はコスパが高いと思います。初めての登山靴としては文句なし。次は少し本格的な山に行くことを考えて、スカルパかサロモンのミドルカットモデルに挑戦しようと思っています。

登山靴選びに迷っている方に伝えたいのは、「最初の一足はそこまでこだわりすぎなくていい」ということです。まず履いて、山を歩いて、自分の足の癖がわかってから、次の靴を選ぶのが一番失敗がありません。

よくある質問

Q. 登山靴を買った後、どのくらいで慣らし歩きが終わりますか?

個人差がありますが、3〜5回(合計10〜15時間程度)歩くと靴が足に馴染んでくることが多いです。最初の2〜3回は近場の低山や公園で慣らしましょう。

Q. 登山靴のにおいが気になります。どうすればいい?

使用後は靴の中に新聞紙を入れて湿気を吸収させ、陰干しするのが基本です。においが強い場合は重曹を少量振り入れて一晩置き、翌日払い落とすと効果的です。

Q. ソールが剥がれてきたらどうすればいい?

山では応急処置としてガムテープで固定してください。下山後は専門店でソール交換を依頼しましょう。古い靴は突然ソールが剥がれることがあるため、長期保管品は必ず事前に確認してください。

📝 この記事を書いた人

かずまる|登山歴10年以上。関東近郊の低山から北アルプスの縦走まで年間20〜30回のペースで山に登っています。過去の失敗と成功の両方から学んだ、本当に役立つ登山情報を発信中。モットーは「安全に、楽しく、長く登山を続ける」。

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