登山で大失敗した話3選【初心者あるある体験談】

登山知識・安全

恥ずかしい話をします。

私が登山を始めて最初の1年間、本当にいろんな失敗をしました。今思い返すと冷や汗が出るものもありますが、同じ失敗をしてほしくないので正直に書きます。

失敗① スニーカーで奥多摩に行って膝が壊れた

登山を始めたばかりの頃、「ちょっとした山ならスニーカーでいいじゃん」と思っていました。友人に誘われて奥多摩の鷹ノ巣山(標高1736m)に行ったとき、履いていたのはナイキのランニングシューズでした。

登りはまだよかったんです。問題は下り。岩がごろごろした急な下り坂で、ソールが薄くて硬いランニングシューズでは衝撃をまったく吸収できない。1時間くらいで両膝がじんじんしはじめ、下山後は膝が笑って(がくがくして)まともに歩けない状態になりました。

駅まで友人に支えてもらいながら歩いた30分は、今でも忘れられない屈辱です。翌日は階段を降りるのも痛くて、仕事を半休取りました。

教訓:登山靴はケチらない。最低でもローカットのトレッキングシューズを用意すること。

失敗② 水を500mlしか持っていかなかった

「コンビニのペットボトル1本あれば足りるだろう」と思って夏の高尾山に行ったことがあります。気温34度の真夏日でした。

稲荷山コースを登り始めて30分でボトルを飲み干し、残り2時間以上の行程を水なしで歩くことに。山頂の売店でお茶を買って事なきを得ましたが、売店がなかったら熱中症で倒れていたかもしれません。

水の消費量は季節と体格によりますが、夏は1時間あたり500mlを目安にするべきです。高尾山でも夏なら2L持参が正解でした。

教訓:水は「足りると思う量」の倍を持っていく。

失敗③ 地図も確認せず道を間違えて2時間ロス

丹沢の大山に登ったとき、分岐点で「なんとなくこっちかな」と思った方向に進んだら全然違う道でした。YAMAPもインストールしていなかったし、紙地図も持っていなかった。

気づいたのは1時間歩いた後。来た道を戻って正規ルートに戻るまで計2時間ロス。日没ギリギリになって、ヘッドライトも持っていなかったのでスマホのライトを頼りに暗い中を下山しました。

あのときの焦りと恐怖は本物でした。「もし完全に暗くなっていたら」と思うと今でもゾッとします。

教訓:YAMAPは必ずインストールして地図をダウンロードしておく。ヘッドライトは絶対に持参する。

失敗から学んだこと

3つの失敗に共通しているのは「なんとかなるだろう」という甘い見積もりでした。山は街と違い、コンビニも病院もありません。トラブルが起きたとき、頼れるのは自分が持ってきた道具と知識だけです。

失敗談を読んで「そんなこともあるのか」と笑ってもらえたら嬉しいですし、「自分も気をつけよう」と思ってもらえたらもっと嬉しいです。登山は準備がすべて。楽しい山行のために、面倒でも事前準備を怠らないようにしましょう。

よくある質問

Q. 初心者が最初に登るのに最適な山は?

高尾山(東京・標高599m)が最もおすすめです。登山道が整備されており、ケーブルカーもあるため体力に不安があっても安心。年間登山者数世界トップクラスで、困ったときに助けを求める人も多いです。

Q. 登山アプリは最初からいれた方がいい?

絶対に入れてください。YAMAPは無料で使えて、地図のダウンロード・現在地確認・軌跡の記録ができます。道迷いのリスクを大幅に下げてくれる最も重要なアイテムのひとつです。

Q. 登山を始めるのに適した年齢はありますか?

ありません。小学生から80代の方まで登山を楽しんでいます。体力に合ったコース選びさえすれば、何歳からでも始められます。

📝 この記事を書いた人

かずまる|登山歴10年以上。関東近郊の低山から北アルプスの縦走まで年間20〜30回のペースで山に登っています。過去の失敗と成功の両方から学んだ、本当に役立つ登山情報を発信中。モットーは「安全に、楽しく、長く登山を続ける」。

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